リピーター続出!人気フードイベントの舞台裏インタビュー:Yum! Yam! SOUL SOUP KITCHEN

「食欲の秋、「食」をテーマに開催される「フードイベント」が増えていますが、リピーター続出で毎回チケット完売、毎回会場が熱気に包まれるイベントがあります。今回は、その「Yum! Yam! SOUL SOUP KITCHEN」を主催する西田誠治さんにインタビューしました。

特定非営利活動法人Yum! Yam! SOUL SOUP KITCHEN 代表 西田 誠治さん

企画力:ここでしか食べられないもの

イベント成功の秘訣は?と聞くと、「企画です。」と、端的に答えた西田さん。
お客さんに来て頂ける理由は、企画の力です。単に”おいしいタイ料理を食べよう”というものでもなく、日本の地方の名産を食べよう、というものでもない。日本の特産品や食材と本格タイ料理のコラボレーションは、このイベントだけでしか食べられないものです
Yum! Yam! SOUL SOUP KITCHEN」は、日本の47都道府県別に、「地方」の地場食材・ローカルフードを、「タイ料理」としてアレンジして提供するというのがコンセプト。筆者・庄司が参加した第7回のテーマは「島根」、メニューは「隠岐のひおうぎ貝のカルパッチョ 生搾りのえごま油をあわせて」などです。(当日のメニューはこちら)
47都道府県が続くので、自分の出身県がテーマになっているイベントが参加するきっかけになったり、イベントのファンになり、リピーターになる人も多いです。

協力者をつのる:「地方」の魅力を伝える

今では参加者の50%程度がリピーターとのこと。高い満足度の要因は、何と言っても毎回変わる「地方」の食材です。西田さんはどのように調達しているのでしょうか?
これも、企画に共感してもらう部分が大きいです。テーマとなる都道府県に出向き、企画を説明すると、他の県には負けじと、皆さん色々な方を紹介・協力してくれます。結果的に、毎回最高の食材を集めることができます。
イベントでは、生産者や関係団体の方が食材の説明をしてくれます。生産にまつわる苦労話や、郷土料理の歴史、観光情報などを愛情たっぷりに語るプレゼンテーションも、食事と同様に重要なコンテンツのひとつ。食や地域に対する理解が深まります。 (HPでは、生産者や関係者の声を紹介しています。)

想い:タイ食を広めるための第一歩として

ところで、なぜ「タイ食」なのでしょうか?
日本で”タイ食”というと、タイ料理屋でだけ食べる、特別なものというイメージが強いです。首都圏ではタイ料理やエスニック料理の店やイベントが増えていますが、全国的に見ればまだまだマイナーな、マニア向けの料理の域を出ていません。しかし、そうした状況を変えたいのです。
西田さんは、元々はインテリアデザイナーでした。休暇で訪れたタイに夢中になり、帰国後タイ料理店で修行、その後レストラン・ブライダルの会社等で、プロデューサーとして「飲食 」「 空間デザイン」「アジア」を掛け合わせた仕事をしていました。「Yum! Yam! SOUL SOUP KITCHEN」は、それらの体験が元になっているのです。イベントを支えるシェフ、「地方」の生産者や、タイ料理の関係者、会場となるレストランをつなぐ役割は、西田さんにしかできないものでしょう。
将来的には、学校給食で地産地消の”タイ食”が出るくらいに、日本で普及させたいと思っています。”Yum! Yam! SOUL SOUP KITCHEN”はそのための第一歩です。
フード・イベントの参考として、非営利団体の活動例として、また、新たなムーブメントを起こすきかっけとして、Yum! Yam! SOUL SOUP KITCHENは非常に参考になるのではないでしょうか。次回のイベントは11/25、テーマは「秋田」。10/25現在、シート席・学生席はまだ空きがあるようです。お申込みはお早めに! Yum! Yam! SOUL SOUP KITCHEN vol.08|秋田県ver.| 特定非営利活動法人Yum! Yam! SOUL SOUP KITCHEN Facebookページ : Yum! Yam! SOUL SOUP KITCHEN

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