【イベントレポート】3/14北陸新幹線開業日に行く!里帰りモニターツアー

今回は、旅行ツアーでPeatixをご活用頂いた「【企画募集旅行】3/14北陸新幹線開業日に行く!里帰りモニターツアー」の主催者の一人である松本さんから寄稿頂きました。新幹線開業日のチケット付き、というだけでプレミア感満載なのに、地元の人達による説明も魅力的!町おこしにPeatixを活用する事例として、是非参考にしてください。
3月14日は日本中が北陸新幹線開業のニュースで湧いていました。ほとんどのニュースが金沢駅もしくは富山駅の賑わいの様子だったと思いますが、東京など首都圏在住の方々を対象に、北陸で唯一の世界遺産がある富山県南砺市でPeatixを活用した「里帰りモニターツアー」を開催されました。 最近では、宝島社刊「田舎暮らしの本」の2015年版「住みたい田舎」ベストランキングの古き良き日本部門で1位となり、総合でも7位を獲得した南砺市。 古き良き日本の原風景と生活様式が残る五箇山の里山体験を中心に、豊かな富山の海の幸・山の幸を楽しみ、かつて同じ加賀藩だった歴史と文化が息づく金沢を観光していただいた様子についてレポートします。 イベント募集ページ
当日のスケジュールはこちら
    【3月14日(土)】
  • はくたか553号 東京7:52発~(富山県) 新高岡10:33着
  • ローカル線城端線で南砺市・城端駅へ南砺市民の歓迎セレモニー
  • 城端まち歩きを散策(ランチ・城端曳山会館・地元絹織物工場・博物館見学)
  • 南砺市・世界遺産五箇山に移動(菅沼合掌造り集落散策・ライトアップ・報恩講料理(精進料理) 、地元の越中五箇山民謡保存会による民謡鑑賞、棚田キャンドル・ライトアップ)
  • 旅館で温泉・宿泊
 
    【3月15日(日)】
  • 五箇山菅沼合掌造り集落散策・地元の方解説付き
  • 昼食五箇山合掌の里(もちつき体験+ ふるさと料理)、道の駅ささら館でおみやげ購入
  • バスで石川県金沢市へ移動(3コース選択制:ひがし茶屋街、兼六園、21世紀美術館)
  • かがやき512号 金沢駅17:52発~ 東京駅20:24着 解散
 

企画背景

富山県南砺市は2014年11月に、首都圏における富山県南砺市ファンを会員とする「南砺里山倶楽部」を立ち上げました。首都圏でのイベント開催や、南砺市を訪れるツアーなどを通じて、交流人口を増やしていきたいと考え、北陸新幹線開通日に記念するべき第1弾として本ツアーを実施することになりました。(筆者松本は民間会社として今回のイベント企画・運営サポートで参画) 南砺里山倶楽部ホームページ

当日の様子

・1日目 3月14日(土)朝7時に東京駅八重洲北口に集合。 南砺市・田中市長のモニターツアー出発式を行い、いざ北陸新幹線のホームへ移動。当日が北陸新幹線開業日とあってモニターツアー参加者(以下、参加者)のみなさんもワクワク・ドキドキでホームへの入線待ちでした。いよいよ乗車して出発したのですが、参加者からは「いつ出発したの?」「まったく揺れない」「静かだねぇ」といった感想が車内に溢れていました。 1 東京から北上し長野の雪景色を超えると、いよいよ日本海側の風景が観えてきました。日本海側のどの駅もホームは住民の歓迎が待っていましたが、特に富山県内の盛り上がりはすごかったです。お祭りムードの中、約2時間40分で新高岡駅に到着。 北陸新幹線から乗換え、今回の電車移動の最終地点であるJR城端線・城端駅まで移動するのですが、その際にひと際注目を集めたのは、今回の参加者のひとりである国際オリンピック応援団長こと山田直稔さん。ナント、山田さんは南砺市(井波地区)のご出身。今回はいち参加者としてご参加いただきましたが、一般の方からは写真などをお願いされていました。そして若者に負けないくらいのエネルギーを感じました(笑) 2 城端に向かう電車の中では、富山県呉西地区公共交通再生研究会(交通研)の解説を交えて富山の鉄道や地域の魅力を参加者にお伝えしました。そして、城端駅に到着するとこれまた住民による歓迎セレモニーがありました。まるで桃太郎電鉄(桃鉄)でゴールしたような雰囲気でした(笑) ランチを済ませた後は越中の小京都と呼ばれる城端エリアをまち歩き。じょうはな機の声代表の長田久美さんの特別ガイドをしていただきながら、地元で活躍されている城端蒔絵16代目の小原好喬さん、伝統産業である城端しけ絹の松井機業さんを訪問し、城端に古くから伝わる文化・産業についてご紹介いただきました。参加者からも繊細な職人の技について質問されたり、たくさん写真を撮られたりされていました。 3 夕方も近づいてきたころ、ツアー一行は南砺市の城端エリアから世界遺産合掌造り集落のある上平エリアに移動。夕食は菅沼合掌造り集落にて精進料理である報恩講料理を堪能。山菜や五箇山豆腐などヘルシーな和食、地元の酒蔵の三笑楽などを片手に親睦を深めました。終盤には、越中五箇山民謡保存会による伝統民謡「むぎや節」と「こきりこ節」を鑑賞。至近距離での民謡ディナーショーとなりお子さん連れのご家族も楽しんでいただきました。 4 夕食後には、五箇山に住むかやぶき名人の方々が今回のモニターツアー用にいただいた特製和風ランタンを片手にライトアップされた合掌造り集落を散策していただきました。参加者からも「幻想的で良い思い出となった」とのご感想をいただきました。 5 その後移動し、夕食前に参加者とともに準備を行った棚田のキャンドルライトを鑑賞し、近くの公民館で開催された地元のおじさん(?)バンドによる民謡演奏を楽しむなど手作り感のあるレクリエーションを終え、21時に宿泊先の赤尾館に到着しました。 朝7時の集合でみなさんさぞお疲れかと思いきや、その後も温泉を楽しんだり、二次会で参加者同士の交流を深めたりするなど非常に盛り上がっていました。 ・2日目 冬の富山はなかなか晴れ間が少ないことで有名ですが、この日は快晴の天気となり運営サイドの私も一安心で迎えた2日目。まずは、菅沼合掌集落を五箇山自然文化研究会の方々の解説付きで散策していただきました。かつて五箇山の産業の一つであった黒色火薬の製造を展示説明する塩梢の館や民族館などを見学しましたが、参加者からは「全体の五箇山の歴史を説明してくれる人はいますか?」「こんな展示にしてくれるともっと楽しい」などありがたいことに様々なご意見・アイデアをいただきました。まさに今回のモニターツアーの目的の一つである“より南砺に関心をもっていただける”ことにつながっているのだなと感じました。今後のまちづくりや地元の方々にもフィードバックしたいなと感じました。 6 ランチ時には、五箇山の名物の一つであるとちもちの餅つき体験や合掌造りの中でふるさと料理を楽しんでいただきました。その後、道の駅上平ささら館でお土産を購入した後は、かつては同じ加賀藩であったお隣の市である石川県金沢市に移動。やはり北陸新幹線開業効果なのか、金沢市内は多くの方々がいらっしゃってにぎわっていました。 71 金沢市内では、3つの名所に分かれて各グループで楽しんでいただきました。 (1)金沢でも最も有名な観光スポットのひとつである ひがし茶屋街 (2)日本三名園のひとつである 兼六園 (3)金沢の新しい文化・憩いの場となっている 21世紀美術館 私は21世紀美術館をご案内させていただきましたが、ちょうど最終日のパビリオンがあったこともあり多くの人々で賑わっていました。21美の近くには、飲食店やおみやげ屋さんなども多く約2時間という短い滞在ながらも各々自由に金沢の名所を楽しんでいただきました。 8 その後、17時に最終目的地になるJR金沢駅に到着。たった1泊2日の旅でしたが、見送る方はなんだかすごく長い時間を一緒に過ごした感覚にとらわれていました。参加者からは「改めて南砺のファンになった」、「こんな素敵なところがあるとは知らなかった」などのご感想をいただきました。 今回の里帰りツアーを通じて、一番感じた部分は「お互いを知ることの大切さ」です。地元の方々は東京から来られる方に何に関心があるのか、東京からの参加者はどのように地域の方々が過ごされているのか。この部分を知れた時にお互いが感動する場面を今回のツアーで何度も拝見する場面がありました。北陸新幹線だけでなく人とのつながりがぐっと都会と地方を近づけるものではないかと感じました。今回の里帰りツアーの参加者そしてご協力いただいた地元の方々、そして運営メンバーのみなさまお疲れ様でした&ありがとうございました。 9 また、今回のイベント告知・申込受付についてはPeatixを利用しました。 イベント主催者としてPeatixはオンラインでの決済やコミュニケーションツールとして大変便利なのですが、初めて利用されるシニアの方やITに不慣れな方には利用に少し戸惑われた部分があり、受付前に何度かお電話でご連絡をいただきました。郵送での案内をお送りするなど事前の連絡などについては、従来の自治体・観光協会などの連絡方法と連携を取りながらPeatixなどの新しいツールを利用することは、他の地域おこし行事でも活用する際に必要なことかもしれません。 P.S. 富山県内で多くの方に読まれている翌日の地方紙・北日本新聞朝刊の一面記事の写真がナント、今回のモニターツアーでの五箇山の様子でした! 10 松本 八治

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