こんにちは!PeaTiX、インターンのひよこと申します。ひよこというのはあだ名であり、もちろん本名ではありません。笑
さて、この夏、僕は、9月9日から12日までのあいだ4日間に渡り Next Leaders Meeting 2013 という学生向けのイベントを開催しました。「分野を超えたチカラ」を1つのキーワードとして行なわれたこのイベントは、メディアや教育、経済や政治、社会の問題を議論する場であり、また参加者が自分と向き合う場でした。4日間でのべ1200名以上(30都道府県・100大学以上)の学生が参加し、元宮崎県知事の東国原氏、アサヒビール名誉顧問の中條氏などが登壇するなど、この夏最大規模の学生イベントとなりました。
9月9日には400名近い人が集まり、日本のあり方を考えました。
今回は、僕がこの Next Leaders Meeting 2013 を開催し、感じたことや学んだことを書いていこうと思います。
僕が Next Leaders Meeting 2013 に誘われたのは、今年の2月のことでした。なんとなく面白そうに感じたのでとりあえずはいってみた、その程度の軽い気持ちであった気がします。
実際にイベントの運営事務局が発足したのは3月のことでした。理念をつめて、メンバーを集め、なんとか組織らしくなったのが5月。残された時間はあと4ヶ月しかありませんでした。にも関わらず開催を目指したのは「全国1000名の学生の4日イベント」。よくあんな目標掲げる気になったなぁ、なんて今は振り返ると思いますが、 当時はリーダー経験のある個性的なメンバーが揃っていたこともあり「こんなメンバーとやればすごいものが出来る!」とみなが信じていましたし、僕自身その感覚にワクワクしていたことを今でも覚えています。
しかし、現実はそんなに甘くはありませんでした。次第に加速していく団体のスピードは情報共有を困難にし、メンバー間でのすれ違いを生みました。結果、イベント終了時までに半数のメンバーが団体を去りました。 当初予定をした団体の法人化は、イベント開催に間に合わせることが出来ませんでした。やる予定だったことをいくつか削減しても、作業量の増加は止まらず、最後の一ヶ月はみな事務所に泊まりこみで作業していました。(事務所はシェアハウスと化していました。) 僕も、一ヶ月間泊まりこみ、3食コンビニ+エナジードリンク、朝6:00まで作業をして寝る…そんな生活を繰り返していました。1ヶ月間でプライベートの予定はわずか3つ。その時間以外は、昼夜構わず作業を行っていました。
結果、イベントには4日間で合計1200名の学生が参加し、濃密な時間を過ごしました。
振り返ってみれば、大学に入っての4年間、僕はある程度の挑戦はすれど、基本的に出来る範囲内での挑戦しかしてきませんでした。自分の実力以上のものに挑戦すること、何かにくらいついて最後までやり切るということをほとんど体験することがなかったように思えます。
しかし今回の Next Leaders Meeting 2013 は違いました。時間もお金もツテも、全部使っても一向にゴールが見えることがありませんでした。イベント開催日が近づくにつれ、不安は増え、同時に作業量も増えました。自分の不甲斐なさから目を背けることすら出来ませんでした。実力不足だった!そう言って諦められて、投げ出してしまえればどんなに楽だったかわかりません。笑
僕が今回のイベントで学んだこそ、それは「やり切ることの大切さ」だと思います。今回の7ヶ月間、全力で本気で走った先にあったのは、自分の限界でした。イベント開催でその事実を知ることができたのは、本当に貴重な学びでした。