1、何故、インドへ進出するのか?(講演者:MoonlightWave 望月氏)・市場としての魅力
魅力は人口規模の大きさにあります。国連の統計情報によると、現在インドの人口は約12億人で、2020年頃には中国を超える予測です。

・「チャルタ ハイ」・チャレガ マインドセット
チャレガとはノープロブレムという意味ですが、インド人は何事も「大丈夫、大丈夫」と楽観的に?捉え、日本人であれば大問題になる事にも動じません。
しかし、インドも変化しつつあるそうです。(下記動画参照)
[youtube http://www.youtube.com/watch?v=GPeeZ6viNgY]
・「ジュガード」マインドセット
ジュガードとは、問題があってもとりあえずあるもので間に合わせ、何があっても絶対にあきらめないといった意味です。そしてインド人はジュガードを持っているからこそ、ソフトウェアのバグ修正などが得意で、ソフトウェア業界でリードできているのだとか。下記動画はジュガードの精神をよく表したCMですので、是非ご覧ください。
[youtube http://www.youtube.com/watch?v=V0bPBhlcw0c]
3、イノベーションはインドから起こる(講演者:TechWave 湯川氏)
シリコンバレーからは、世界の最先端技術、サービスが生まれています。しかし、多くの人々の生活を大きく変える波はインドから生まれるとのこと。
理由
途上国の社会問題を理解した世界最先端のインド人技術者が存在する。
↓
その技術者が社会問題を解決するソリューション(IT)を生み出す。
↓
インドで成功したソリューションが同様の問題を抱えるアフリカ等の途上国へ進出し成功する。
↓
結果、圧倒的ユーザー数を獲得し世界のデファクトスタンダードに。(2010年時点でインド、アフリカの総人口は22億程度。2050年には、39億程度にまで増加すると予測されている。)
上記でも述べましたが、ESTELというインド企業はモバイルバンキング事業にて、カメルーンにも進出し12万9000人の利用者がいるそうです。
セミナー運営で感心した点
仕事柄、セミナーの運営にどうしても目がいくのですが、受付では、領収書が事前に用意されていた事で入場がスムーズだった事が印象的でした。理由は、金額まで印刷された領収書を事前に準備していたことにあったと感じました。マイクロソフトオフィスの領収書のテンプレートが無償でダウンロードできますので、次回のセミナーで領収書を事前に準備されたい方、是非ご利用下さい!


もっとインドについて知りたい方へ
インドのネット事情把握に有益なslideshare、サイトを発見したので共有します。
「人口爆発 ITの最先端は米中からインドへ」
http://techwave.jp/archives/51719079.html
JETRO
http://www.jetro.go.jp/world/asia/in/
[slideshare id=10510916&doc=wearesocialsguidetosocialdigitalmobileinindiadec2011-111208031756-phpapp01]