<イベントレポート>2/16(木)green drinks Tokyo「コミュニティデザインの話をしよう」

コミュニティデザインの話をしよう

月1で行われている、greenz.jp 主催の”TOKYOを楽しくするキーパーソンが気軽につながる飲み会「green drinks Tokyo」”に、今回は”コミュニティデザイン”がテーマという事で参加してきました。
参加レポートとイベントマーケティングを考える方で”コミュニティデザイン”に役立ちそうなエッセンスを共有します。

green drinks Tokyoイベント概要

日時:2011年2月16日(木)19:00〜22:00
テーマ:「コミュニティデザインの話をしよう」
ゲスト:西村勇也さん(ミラツク)、荒昌史さん(Tokyo Community Crossing) ほか、ご来場者みなさん!
定員:60名
会場:SHIBAURA HOUSE(港区芝浦3-15-4)
ハッシュタグ #gdtokyo

PeaTiX で受付

19時より参加者が並んでPeaTiX のEチケット(メールで送られたQRコード)を提示して、ドリンクチケットを貰います。
名札に自分の名前と”あなたの考えるコミュニティを一言で” 書きます。

20120216green drinks Tokyo受付風景

ちなみに、grenn drinks Tokyoさんのイベントでは、参加者は応募フォームからイベントにエントリーし、事前決済のチケット購入をPeaTiX で行う(エントリー者にメールにてPeaTiX のURLをお知らせ)というフローになっています。

おにぎりタイム!

軽食&ドリンクタイムという事で、土鍋ご飯をみんなでおにぎり作って食べよう!と。

今回は、green drinks Tokyoに初参加!という方が7割ぐらいと多かったのですが、お互いを知らない参加者同士も”おにぎり”を作りながら自然に会話ができるので、場の導入として素敵な演出でした。

土鍋ご飯

土鍋ご飯

おにぎりをみんなで握る

おにぎりをみんなでにぎにぎ

金魚鉢トーク:ゲストトーク

残念ながら、ミラツクの西村氏が風邪で欠席。急遽、HUB Tokyoの江口氏がゲストに登場!
ちょうど、話題になっていたCoworkingのThe HUBなので、これは嬉しい驚きです。

最初は、「コミュニティって?」という定義の擦り合わせからスタート。
「現代では地縁が無くなっている場所もあるが”地域コミュニティ”」とTokyo Community Crossingの荒氏(写真中央)が回答。
「Coworkingの環境では、一緒に仕事する仲間。助け合ったりする」と江口氏(写真右)。
“コミュニティ”という言葉は漠然としたものなので、定義が人それぞれ。人と話す際には、お互いの認識の擦り合わせが肝心ですね。 

greenz YOHIさん、荒氏、HUB Tokyo 江口氏

これからの自治というお題では、
「コミュニティって、政府や社会がつくってくれるものだと思いがち。
だけど、これからは
政府や社会がつくるのではなく、自分の創りたいコミュニティを創る時代」と荒氏。

自分が所属するコミュニティを誇りに思うのが、いいコミュニティだと思う」と江口氏。

金魚鉢トーク:参加者トーク

次に参加者の中から、希望者5人ほどが参加し、greenz.jp編集長のYOSHさんと皆でセッションが始まりました。
1席空いているので、意見を言いたい人は途中で参加したり、最初の5人の参加者が交代してOKという参加型のルールです。

金魚鉢トーク、参加者でセッション!
一度参加者を全入れ替えしたりなど、この”金魚鉢トーク”、参加型イベントではいい手法ですね。

ミラツク西村氏からのメール

greenz.jpの編集長YOSHさんから、「ミラツク西村氏からみなさんにメールが来ている。」という事でメールを読み上げ。
その中からエッセンスを紹介します。

  • コミュニティとは人の集まりだが、チームやネットワークとの違いを明確にする事が必要。
  • コミュニティデザインが単なるチームビルディングやネットワーク作りになってしまっている例が多い。
  • チームは、目的達成のための活動体(なので、目的が達成されれば解散する事もある)
    ネットワークは、人のつながり
    コミュニティは、人びとの助け合いの関係がある
  • コミュニティの鍵は”貢献”
    そのためには、信頼の構築が重要。
    お互いの背景と未来を共有する。
  • また、コミュニティデザインという前に、
    対話を実践できているか?
    コミュニティデザインの設計図をもっているのか?
    考える事が必要。

ミラツクの西村氏のfacebookやミラツクのfacebookページにてこの内容のまとめが展開されており、大変わかりやすかったので共有します。

参考)西村 勇也さんのフォトアルバム:コミュニティデザインについて考える

フリートーク

Freedomなgreen drinks Tokyo

金魚鉢トーク中も、参加者同士で話しこむ人やイベントの過ごし方は人それぞれ。
司会の編集長YOSHさんをはじめとしたあったかいホストぶりと、なんだか、とっても自由で居心地のよいイベントでした。
皆さんも、関心あるテーマの時など参加してみては!

greenz.jpさんが関連するPeaTiX のイベントの告知を少しだけ。

greenz.jp小野氏も講師として登場!「イベントデザインワークショップ powered by PeaTiX」のお知らせ
3月から「イベントデザインワークショップ」と題して、企画からコミュニティ運営までのノウハウを5日間に凝縮して学ぶ講座がはじまります!
greenz.jp副編集長の小野氏も3日目の”伝える(コミュニケーションデザイン)”の講師として登壇していただきます!

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

Twitter で