<イベント考察>いつチケット販売を始めるべきか?

 

セミナー、交流会といった各種イベントから音楽・演劇といったエンターテイメント系の公演まで
PeaTiX は様々なジャンルのイベント運営に利用されていますが、今回は主催者さんのために
「いつ頃からチケット販売を始めるべきか?」について参考になりそうな考察を共有します。

チケット販売時期が早すぎて「まだ時間があるから後で」というお客様が申し込みせずに機会ロスに
なることもあれば、受付開始が遅れてしまうとイベントに行きたい想いがあるのにスケジュールの
都合がつかずに参加できない人も出てしまう。

こんなお悩みをお持ちの方々にPeaTiX でチケットを完売した成功イベントのデータを紹介します。

こちらのグラフはPeaTiX でチケット完売に成功したイベントページの週別の PV(ページビュー)の
推移を示した抽出サンプルの実データになります。

※サンプル抽出したイベントの規模は100〜500名程度で、いずれも1日のみ開催のイベントになります。

weekly-PV

 

まず注目すべきは、

赤い折れ線グラフのようにチケット受付開始直後から認知度が高い「注目イベント」
青い折れ線グラフのように当初の注目度は低いが、徐々に認知が広がる「くちコミ型イベント」

の2つのパターンがあることです。

例えば、定期的にイベント開催していたり、自社サイトやFacebookページ、メルマガなど告知媒体をお持ちの主催者さんであれば、赤い折れ線グラフのように受付開始から1〜2週間でチケットを完売できるケースも多いかと思います。

一方、初めてのイベント開催であったり、前回より大規模なイベントを開催する場合であれば、期待できる参加者のくちコミにより企画した規模の参加者に達するまで青い折れ線グラフのように3〜6週間の時間が必要となります。

まず、チケット販売時期を考えるにあたっては、自分のイベント企画は果たしてどちらに当てはまるのか?について考えてみてください。

そして、もし後者の「くちコミ型イベント」である場合は、4週間前後のチケット販売期間を設けながら定員に達するまでじっくり時間をかけて告知を続けることをオススメします。

また、告知方法に関してはまた別の投稿で考察を共有しますが、グラフに掲載されている集客に成功したイベントは例外なくソーシャルメディアを活用していること、そしてイベントページ流入の半分以上が Facebookや Twittterからのトラフィックであることもお伝えします。

 

このようなデータを毎日眺めていると、Social Ticketing(ソーシャル・チケッティング)が新たなイベント集客方法として本格化してきていることを肌身で感じます。PeaTiX はソーシャルメディアとの連携をますます進めますので、乞うご期待!

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