訪れてもらうことでメッセージが伝わっていく 思いを伝えるためにリアルな”場所”をつくる取り組みとは

自分たちの思いを届けたい、でも、どう伝えたらいいかわからない…
企画者・仕掛け人なら必ずぶちあたる、最初の壁。
この難しさに、”直接伝える・オープンな場所をつくる” ことで答えを出したTRUNK(HOTEL)開業準備室。プロジェクトに携わる、小倉さんにお話を伺いました。

プロジェクトの思いを伝えるためにオープンした「開業準備室」

2017年春、渋谷に TRUNK(HOTEL)という新しいホテルがオープンします。
コンセプトは「ソーシャライジング」。TRUNK(HOTEL)は「一人一人が日々のライフスタイルの中で、自分らしく、無理せず、等身大に社会的な目的を持って活動すること」と定義しています。

社会貢献と言うと、どうしても「真面目」で「頑張ってやるもの」というイメージを持たれがち。でも、もっと気軽に楽しく、自分にできることもあるのでは?TRUNK(HOTEL)は、そのための具体的なアイデアと実際に出会えるような場所を目指しています。

「ソーシャライジング」は身近にたくさんあるテーマ
一緒に仕掛けていくことで、メッセージが伝わるイベントを数多く開催

オープンしてわずか3ヶ月にも関わらず、TRUNK(HOTEL)開業準備室では、様々な団体・活動家とコラボしながらソーシャライジングなイベントが開かれています。

例えば「social eating」という食のプログラム。少し大きくなりすぎた、形が曲がってしまった。そういう理由だけで、市場に出回らず廃棄されてしまう食材があります。social eatingは、そのような食材を使い、さらに「無駄を出さない食材の使い切り」を教わりながら、ランチタイムの1時間でクイックに体験できるお料理教室。無理せず、日々の生活の中にソーシャライジングな活動を取り込むヒントを得られるイベントです。

このような、衣食住のように毎日の生活で触れるものから、世界平和や多様性のある社会の実現を考えるイベントまでジャンルは様々。
TRUNK(HOTEL)開業準備室から持ちかけて、ソーシャライジングな活動をしている団体と一緒にイベントを企画することもあります。

シンプルな会場レンタルに留まらず、「価値観、コンセプトを発信する場所」としての活動を大切に、様々な人と協業しながらイベントを開催しています。

コンセプトを表現した空間で、直接感じて、知ってもらう

TRUNK(HOTEL)開業準備室は、「その場所にいること自体がソーシャライジングになる場所」としてプロデュースされています。イベントに参加することでこの場所を知った人はもちろん、ふらっと立ち寄った人にも、メッセージが伝わるような場所になっています。

オープンスペース

表参道駅からすぐという好立地の、誰でもいつでも立ち寄れる場所。ミーティングにも、作業にも、買い物途中の休憩にも使えます。空間も居心地良く整えられていて、いつまでも時間を過ごせそうな雰囲気です。

自然に、無理なくソーシャライジング

建材や家具は廃材を活用したもので作られていて、それでいてとてもオシャレ。100円で飲めるコーヒーも、渋谷のカフェの豆を使った本格コーヒーで、売上の一部を渋谷社会福祉協会に寄付しています。心地よい空間で、おいしいコーヒーを飲むだけで、「ソーシャライジング」なことができるのです。

思いを伝えるモノ・コト・つながりをオープンにしてみたら…

「開業準備室をオープンしてみて、こんなにも多くの人が社会的な目的を持って活動している事を知りました。」と言う小倉さん。TRUNK(HOTEL)開業準備室という場所で、伝えたい「ソーシャライジング」なモノやコトを発信し、人がつながる場所を作ったことで、当初の想定以上に多くのつながりやプロジェクトが生まれています。

言葉やメディアで伝えるよりも、場所の力で直接メッセージを伝える。思いをどう伝えたら良いか悩んだ時は、TRUNK(HOTEL)開業準備室にふらっと立ち寄って、そのヒントを見つけに行っても良いかもしれません。

TRUNK(HOTEL)開業準備室と一緒にソーシャライジングなイベントを開催したいという方は、ぜひコンタクトを取ってみてください。


TRUNK(HOTEL)開業準備室

〒107-0061 東京都港区北青山3-5-12 青山クリスタルビルB1/B2
TEL 03-5775-5822
FAX 03-5775-5824
Mail hello@trunk-hotel.com
平日 / 土日祝 10:00~20:00
http://trunk-hotel.com/pre/

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