<イベントレポート> Charity Gig vol1: 新世代の幸福論パーティ

 

PeaTiX のソーシャルグッド活動の一環として、”Ready! Steady! Generation G” というスローガンの元、”Generation G” 世代を応援し、「今の時代の幸せ」について考えるチャリティ・クリスマスパーティを12/21(水)に開催しました。ピーちゃんも大満足の笑顔!

[box] generation Gとは、ビジネスや社会への考え方として、”generosity (寛大さ)”を重要と考える新しい世代のこと。貪欲に利益を追求し、またそれによってもたらされる悲惨な結果にうんざりしている世代が、経済性を原動力とせず、”与える”、”共有する”といった考え方のもと、SNSなどのツールを利用してコラボレートし、欧米では社会への強い影響を与え始めています。[/box] 

今年は震災もあり、経済や政治も混迷を極める中、高度経済成長時代とは違う幸せのあり方を考える時が来ているという思いと、ゲストもスタッフも全員が楽しめるパーティに参加しながら社会貢献が出来るというスタイルの提案をしたいという気持が今回のイベント主催のきっかけでした。

場所は、大人が学ぶ為の学校として様々なアートイベントが実施されているディクショナリー倶楽部

クリエイティブな雰囲気の中、新たな繋がりや出会いが産まれて欲しいという願いと、屋内外のスペースをアレンジして利用出来るという魅力もあり、この場所を選びました。

“屋内に比べて屋外が非常に広く、その魅力を12月の寒い時期にうまく活かせるのか?”という大きなチャレンジも抱えながら、6週間という短いプランニングの期間を抱えて始まったこの企画でした。ギリギリまでハプニングの連続ではありましたが、結果として100名以上のアート、メディア、ファッション、ソーシャルメディア、社会貢献といった分野に関心の高い大人達が集まり新たな交流の深まる会となりました。

始まる1時間前までハラハラドキドキの連続でしたが、少し異次元だけど心地いい幸せの空間の魔法であっというまに過ぎた3時間でした。みなさんしゃべる、しゃべる、しゃべる!

今回の大きな目的の1つであった、輝いてる人達が心地よい空間で新たな繋がりを発見し、来年の幸せの種を見つけるイベントに出来たようです。

<今回のイベントの企画概要>

今回ディクショナリー倶楽部のユニークなレイアウトを活かして、五感で幸せを体感するゾーンを3つに分けることにしました。

会場の設営の様子や、設営後の姿はこちらのアルバムをご覧下さい。

 

ゾーン1:火の温もりとビジュアルアートが織りなす幸せの空間:

LiccaLoccaさんプロデュースのキャンドルライトに包まれて渋谷の喧噪から離れた空間に入り込むと、待ち構えているのは温もりの場の焚き火スペース。

 5度近くの寒さにも関わらず、焚き火とVJ Sakiさんの繰り広げるアートな世界を体験しながらのソーシャライズを楽しむ方が多いのには我々も感動しました。

また、Mario i Sentieri のフードは、身体に温もりを与えるだけでなく、美味しさが生み出すエネルギーも与えてくれ、会話が弾むきっかけにもなりました!

パティシエ特製ピーちゃんデザート3種! 

スタッフも準備に余念がありません!

ゾーン2:音楽で楽しむ幸せの空間

18時開場とパーティとしては早いスタートでしたが、18時半からDJがスタート、19時半からは、Tokyo No.1 Soul Set の川辺さんDJタイムも始まり会場は大盛り上がり。とはいえCLUBではないので、心地よい音楽で話がはずむはずむ!という盛り上がりでした。

 

 

ゾーン3:アートなフォトで感じる幸せの空間

ギャラリースペースでは、子供の日常やファッション、ポートレイトを撮り続けている女性フォトグラファー、 MIKA POSA さんの写真展を実施しました。ヨーロッパ的センスの中にも愛らしさが溢れる写真は、真剣なまなざしで見る人も大勢いらっしゃいました。パリから帰国されたばかりのMIKAさんにもゲストとの会話にご参加頂き、新たなコラボレーションやインスピレーションを感じた空間でした。

iPad を活用した参加型企画

今回のパーティはゲスト参加型のチャリティイベントにしたいという思いがあり、iPad を6台使いインイベントアンケートを実施しました。

アンケートの目的は2つ。

1)我々スタッフが選び抜いた4つの団体について会場で学んで頂き、支援したい団体に iPad アンケートで投票頂く。

2)「幸せなとき」についてコメントを集め、その内容をDJタイムが終了後に屋外壁面に投影するイベントを行う。

iPad アンケート画面 ( SurveyMonkey を使用)

イベントで集まった支援金の寄付について

全員の方にお答え頂くのは難しかったのですが、100名程の参加者の半数以上がアンケートにご参加頂きました。透明性の高い寄付にしたいという強い思いもあり、投票の結果を反映し、今回集まった支援金は PeaTiX 決済手数料を除き全額寄付をするという形をとりました。

4つの支援団体の説明資料をじっくりと見て悩まれた方も多かった様ですが、投票の結果17万4000円の寄付総額を下記の様な形で寄付させて頂けることになりました( PeaTiX 決済手数料を除く合計金額)。ご参加頂いた皆様のご厚意に感謝致します。

集まった金額が多いか少ないかは別として、ゲストの皆さんが今回の趣旨に賛同して、忘年会などの立て込む 12/21(水) に集まって下さった事の意義は大きいと感じています。

「幸せなとき」についてのプチイベント

イベントには「想定外」はつきもの。今回のイベント中の静かな一大ハプニングとなったのが、この幸せな時についてのコメントの映像投影でした。

投影についてのコミュニケーションミスがあり、データはあるが投影の準備ができてない事がギリギリに発覚しました!そこで、ダウンロードしたコメントを、手早くiMovieで加工をして、VJ Sakiさんの映像と重ね合わせるという手法をチームで考え、なんとか時間通りに20:30からの投影を実現するというハプニングがありました。

そんな事は起きていると知らなかった私は、ゲストの方々と一緒に大壁面に映し出されるビジュアルアートに酔いしれてました。。。。ゲストに気付かれず問題を解決出来る優秀なスタッフ陣に大感謝!!

"幸せを感じる時"コメントを壁面に映像投影

[box] “幸せなとき”に関するコメントは、美味しい食事を大事な人と食べているときや、お酒を飲んでいるとき、寝ているとき、寝る前、二度寝したときといったコメントが多かったのですが、”夢に向かって行動出来ている時!”、”作品作りをしているとき☆”、”人生をエンジョイしてると感じるとき”など、自己実現を幸せと感じる方も多くいらっしゃいました。新年は沢山寝て、英気を養ってください!

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装飾上のこだわりポイント: 火の温もり

真冬のイベントでクリスマス直前という事もあり、今回の演出では火の温もりを感じて頂きたいという思いで100本のキャンドルを、会場中に敷き詰めて頂きました。

特にLICCALOCCA さんの作られたキャンドルは、一点一点が手作りで火が灯されてなくてもあたたかみを感じるもので、弊社と同じビルにはいられているのですが、何かの機会があれば是非使わせて頂きたいなと思っていたとっておきのキャンドルサービスでした。

会場でのキャンドルアートを30秒スライド映像で体感下さい!

焚き火企画はディレクターの佐野さんを悩ませてしまったものでしたが、キャンプファイアのプロの方が駆けつけて下さり、立派な焚き火をパーティの間ともして下さいました。(注意:場所として安全に焚き火が行えたとしても、行う場合は消防署への届け出が必要です)。

<終わってみて>

秋から自主イベントとして、PeaTiX Live! を3回開催したり、イベント出展なども経験して来ました。ただ今回の様に企画を何度も何度も練り直し、ゲストとスタッフが幸せな時を共有出来るという点に焦点をおき、出来る限りの予算で演出も行うフルエンターテインメントパーティは初めてでした。

色々反省点はあるものの、プランニングの時間や予算が限られていても、スタッフ一同の情熱と創意工夫があれば、ゲストに感動体験を与えるイベントを実現する事が出来るというという事でした。他の細かい学びのポイントは、後日まとめてみたいと思います。

寒い天候なので、最後までいる方は少ないのではと懸念もありましたが、最終的には電気を明るくするまで大勢の方に楽しんで頂く事が出来たのは本当に嬉しい限りでした。次回を楽しみにして下さる声もあるので、より多くの方をご招待したvol2が開催出来るように心を新たに来年も邁進したいと思います。

最後になりますが、今年5月に始まったばかりのPeaTiXですが、おかげさまで良いスタートをきることが出来ました。日本の皆様がより便利で、楽しいイベント運営が出来るサービスとなる様来年もどんどんブラッシュアップしていく予定です。年末の挨拶も兼ねて、今回の投稿を締めくくらせて頂きます。

来年もこのようなイベントが開催出来るよう頑張りたいと思います!!

<SPECIAL THANKS TO>

THE 100 GUESTS!
THE STARS OF THE PARTY
OUR EVENT PLANNING PARTNERS
プロデューサー:MilkyTokyo 大川真理
女性向けウェブマガジン「Milky」の運営およびウェブを中心とした企画・制作・プロデュースのプロフェッショナル。私にとって妹のようなお姉さんのような存在です。
ディレクター:佐野洋介  フリーのイベントディレクター。
お問い合わせは eメール にてお願いします。

OUR SPONSORS

今回の趣旨にご賛同頂き、プレゼント協賛を頂いた皆様に改めて感謝を申し上げます。(アルファベット順)

  • Disney Mobile: みんなが大好きなディズニーがお届けする携帯電話サービス
  • GILT Groupe: 日本最大級のラグジュアリーブランドのファミリーセール(フラッシュセール)サイト
  • Sow Experience: 「やってみたかった」が必ずある体験ギフトやカフェチケットを贈れるサイト
  • YOOX.COM: eコマースからeco-コマースを唄うYooxは、YOOXYGEN というエコプロジェクトも行っています
And last but not the least, 
All Orinoco Peatix Staff!!

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