シリーズB資金調達によせて


(Peatix Inc. CEO 原田より)

昨夜はTechCrunchへのインタビューであることないことを喋ってしまい、PR担当にこれから怒られようとしている原田です。

日本円にして約6億円のシリーズB資金調達を発表させて頂きました。(プレスリリース)前々回の資金調達の際も書きましたが、このような発表をすると各方面から「おめでとうございます」というお言葉をかけて頂くのですが、当の本人たちはそのお祝いのお言葉を有り難く頂戴しつつも、本心では「申し訳ございません」という気持ちで一杯です。これは起業をしてみないと分からない感覚なのですが、起業というのは非常に罪深い。ベンチャーは普通は赤字経営が続きますから、人様のお金、即ち命綱を授かって我々は今にも木っ端微塵になりそうな小さな会社が持ちこたえるように懸命になっています。家族、友人、そして時には大切な社員の皆様にも多大な迷惑をかけ続けながら、ごめんなさいごめんなさいと思いながらも、大きなミッションを信じて突き進むしかないのです。巷では大型資金調達が次から次へと発表されている昨今ですが、統計上ベンチャーの9割以上が失敗していきますので、まあ非常に罪深い方々が日本には多く出現されている。だけどミッションを信じて、失敗を恐れずに突き進むしか無いのです。

我々がこの資金を元に何をやろうとしているのか。これはTechCrunchをはじめ、各媒体でお答えしている通りです。わざわざここで繰り返す必要は無い。ここで強調したいのは、Peatixという事業はイベント主催者と参加者、イベント周りのコミュニティー組成・育成を主たる目的としている、ということです。ニッチなテーマで人が予想以上に集まった、イベントで出会った二人が結婚した、長年思い描いてきたイベントが実現できてコミュニティーが出来上がった。このような話を聞く度に、苦労の甲斐があった、やっていて良かった、これからも頑張ろう、と思えるのです。この資金も、よりイベントが企画しやすくなるように、コミュニティーが各方面で盛り上がっていくように、という目的のために投資していきます。

各種メディアにこの資金調達についてイケシャアシャアと僕や仲間が語っているようですが、これはPeatixという会社の話ではない。ましてやPeatixを起業している人のことでは絶対にない。これは世界中で多種多様なコミュニティーを作り、イベントを通してより意義深い体験を提供せんとする方々のためのストーリーです。

これを忘れないようにするために、イベント主催者に焦点を当てたこのような動画を作りましたので、ご覧ください:


これからもPeatixを宜しくお願い申し上げます。

原田卓
Peatix CEO

追伸 このブログ記事を実は大阪の場末のホテルで書いています(資金調達をしても決して欲しがりません、勝つまでは)。関西方面でのイベントコミュニティーを盛り上げて行きたく、ここでも社員を募集をすることにしましたので、ご興味のある方は是非jobs@peatix.comまでご連絡ください。

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