イベント参加率・参加者アンケート結果からの学び ~ PeaTiX Live Vol.3

 

先週12/6 開催したイベント主催者の為のイベント、PeaTiX Live Vol3 は雨天の天候にも関わらず多くの方にご参加頂きました。(イベントレポートはこちら)当日ご来場頂きました皆様、誠にありがとうございました。

今日は、このイベントからの学びや参加者の方から頂いたアンケートの結果を参考データとして共有させて頂きます。皆様のイベント企画のヒントになれば幸いです。

 

(1)イベントの告知 〜 来て頂きたい方への告知を幅広く

今回PeaTiX として初めての「ソーシャルグッド」をテーマとしたセミナーでした。ということで、どこまで既存のお客様にこのテーマに関心のある方がいらっしゃるかは分からず手探り状態の告知活動から始めました。

告知としてはこのような組み合わせでした。

  • 自社メディア:メールマガジンでの告知  、ツイッター、フェイスブックページ
  • 社員のツイッター、フェイスブックページ
  • 登壇者の方のツイッター・フェイスブックなど
  • greenz.jp での掲載 (blog/twitter)
  • 会場である3331 Arts Chiyoda のイベント情報

来場者アンケートの回収が懇親会の方中心となったので方よりはありますが、結果としては、弊社媒体、口コミと登壇者の方のご紹介、ソーシャルグッドに関心のある方の多い媒体であるgreenz.jpさんでの告知の組み合わせが大きなサポートとなりました。

図1:PeaTiX Vol3 参加者の認知経路 (回答者28名)

自社媒体からの参加率は18%、登壇者からの紹介が11%、口コミが46%、greenz.jpさんでの告知が32%という結果です。口コミは、社員、メルマガからの波及、登壇者様からの波及等色々あるので何とも言えないのですが、とてもソーシャルメディア時代らしい認知経路の組み合わせでした。

一点特筆したいのは、ツイッターとフェイスブックの口コミ効果の違いです。

PeaTiX とOrinoco (PeaTiX の運営会社)で、延べツイッターは2037人のフォロワーさんがいます。対して、

フェイスブックには延べ1120人のファンがいます。

ツイッターの方が2倍のフォロアーさんがいるにも関わらず、フェイスブックの方が2倍の拡散効果がありました。すなわち4倍の効果があるとも単純計算だと言えると思います。残念ながら友人や同僚の紹介の部分は分けてデータが無いので何とも言えないのですが、フェイスブックの方が「流れにくい」ことを証明している1つのデータと言えるでしょう。

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ご参考までに、PeaTiX Live参加者の方々はどのようにイベント告知をされているのか伺ってみました。回答数が16と少ないのですが、参考までに掲載します。

フェイスブック: 69%

ツイッター: 63%

ブログ: 56%

メール: 50%

チラシ: 38%

ポスター:12%

郵送: 6%

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(2)イベントの参加率は無料だと下がりやすいが、事前決済をした方は出席率が高い

参加率というのは、天候、アクセス、無料・有料など様々な要因があると思われますが、ご参考までに今回の結果を共有します。

天候: 雨

時間: 19:00 – 21:40

アクセス: 都心、駅からは3−10分(最寄り駅により)

無料セミナーの参加者/事前参加表明: 65/90 で 72%の参加率

有料懇親会の参加者/事前決済支払い者: 35/37 で 95%の参加率

参加者の半数の方が懇親会にも参加頂きました。(参加料は1500円)

[box] 弊社メンバーの今までの経験では、無料セミナーの出席率は約7割とのこと。ただ、雨だと1割程度出席率が下がるので、今回そういった意味だといい結果だと言えるのかもしれませんね。[/box]

 

(3)アンケートのフィードバックは貴重だが集めるには工夫が必要

イベント・セミナーフィードバックは、次回のイベント企画や、改善のヒントを得る為に貴重である一方、イベントを運営中に時間をとってじっくり記入してもらうのが難しいのがイベントフィードバックです。イベント後のオンラインフィードバックだけだと回答率がかなり低いという経験を活かし、今回は弊社スタッフが懇親会中も参加者の皆様に声をかけて28名の方にご協力を頂きました。

ただ、どうしても懇親会の声がけだと参加者の偏りが出てしまう事は否めません。

次回試してみたいのは、最後の講演者の方が終わられてQ&Aを始める前に数分時間を取って回答を依頼するというやり方です。皆様も是非アイデアがありましたら教えてください!

また今回は集計の為に、手間ではありましたが、SurveyMonkey に手入力で入力しました。入力は手間ですが、グラフやレポートが自動生成され修正も出来ますので、結果的にはとても情報共有で役に立ちました。時系列で結果を比較していきたい方には、アンケートのデータ化はお勧めしたいポイントです。

 

(4)コミュニティ形成には、継続が一番難しいが大事なポイント

講演者の方もおっしゃっていたのですが、コミュニティ形成は、継続する事がとても大事だということが、まだ3回目ですが、少し実感出来たのが今回でした。

9月の1回目は38名だった参加者の方も、テーマが違うとはいえ、今回65名の方にご出席頂く事が出来ました。また今回は、新たな試みとして、イベント主催者の集いグループも立ち上げてみたところ、現在18名の方にご参加頂いております。(非公開ですが、すぐ承認させて頂きますので奮ってご参加下さい!)

今後もイベント主催者の方々に有益な情報をどんどん発信出来るよう頑張っていきたいと思います。

最後に。。。。

[box] PeaTiX Liveに参加されて、アンケートに答えても良いかなという方、まだまだ受け付けております。是非こちらからご参加下さい! https://www.surveymonkey.com/s/7VGTFNG [/box]

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