イベントを始めるにはまずTTP=徹底的にパクる?!〜EventSalonで沸いた、富山の熱い夜(後編)

Fujimoto
前編「ギネス取ります!」(勢いで)->9ヶ月後鬼ごっこギネス記録更新?!」はこちら

メディアで話題になった「早朝フェス」を仕掛ける藤本太一さんは、「ハッピネスアーキテクト的イベントの作り方」と題して、イベント作りのコツを伝授してくれました。

*早朝フェスについては、この辺が良くまとまっています。
からだが軽くなる?・・・英国発の朝フェスが話題になってる
朝活!?NO、NO!朝フェス!「モーニング・グローリーヴィル」がアツいw

藤本さんは元々都市設計がご専門。

都市設計は、着手してから結果が出るまで30年かかります。それだと人生が終わってしまう。イベントはもっとクイックに結果が出る。イベントで都市を盛り上げる、という考えがあってもいいかな、って。

そこで彼が目をつけたのは「朝の満員電車問題」。(はい、朝から疲れてます。。。。)
この問題を「都市設計」の分野で解決するには、30年くらいかかりそう。ところが、同じ満員電車でも、「音楽フェスの帰り道」はちょっと違います。(確かに疲れた顔はしてるけど) みんな、どこか楽しそう。リストバンドしている人を見かけると親近感が沸いたり、思わず「どの辺で見てた?」「誰が一番良かった?」なんて話しかけちゃったり。

だったら

「通勤前にフェスをやっちゃえば良いんじゃね?」

と思い付き、始めたのが「早朝フェス」。企画がストーレート過ぎ(笑)ですが、実際にやってみると今まで誰も思い付かなかったのが不思議なくらい、楽しいイベントになりました。

さて、藤本さん流のイベント作りのポイントを5つにまとめて紹介してくれました。

ハッピネスアーキテクト的イベントの作り方


1.世界観をはっきり描く – お金以外の企画の柱をつくる
〜「楽しいから参加するんだ!」って企画を最初にはっきりさせるのが重要

2.仲間を見つける – 桃太郎のように動く。運営委員会設立。
〜一人じゃイベントはできない。世界観に共感してくれる仲間を見つけよう!

3.企画をカタチにする – まずは作り始める、都度、仲間を探す。
〜企画書もイベントページもとにかく作り始めてみる。必要なら都度[2]に戻って仲間を探す!

4.みんなに伝える – 誰でも説明できるレベルまで落とす。伝言ゲームのスタートをしっかり作る。
〜「早朝フェス」って誰でも分かる。イベントが広がる一番は口コミ=伝言ゲーム。口コミされてもブレないよう、分かりやすく伝える!

5.コミュニティを作る – 中心がない拡がり方
〜一応主催者はいるけど、皆が一緒に夢を見る、という体験が一番大事!

とのこと。とても参考になりますね!




最後に紹介するのは、「朝活」の永吉さん。開催回数が400を超え、8000人の参加者ネットワークが生まれています。

朝活は、文字通り早朝に行われる勉強会のこと。(平日は朝6:45から、休日は8:00くらいから行われているようです)永吉さんの朝活は、著名な方を講師としてお呼びしたり、参加者の人が講師役として登壇したりするのが特長です。

さて、永吉さんが朝活を始めたきっかけは、社会人なりたての頃まで遡ります。先輩が仕事を教えてくれるのは大変ありがたいのですが、飲みに行けば「愚痴大会」、二軒目のスナックまで付き合わされます。もっとまじめに、自分を成長させる機会はないものか、とずっと思っていたそうです。

そんなとき、雑誌や新聞で「朝活」を知り、行ってみようと思ったものの、富山にはありませんでした。自分で開催するにも、何をすれば良いのか分かりません。そこで、他の「朝活」を「徹底的にパクり(=TTP)」、なんとか富山で初めての朝活を開催。

数を重ねるうちに、自分なりの工夫で朝活運営を続けるように。例えば、最初は毎回自分でテーマを考えていたそうですが、しばらく続けるとネタが尽きてきます。そこで、参加者の方にテーマを考えてもらい、講師までお願いすることに。その結果、講師が新しく人を呼び、朝活はどんどん活性化。

新しくイベントを始めたい人には「まずはパクること」を強調する永吉さん、イベントを続けるポイントとして、
「TTPの三段活用」を提唱してます(笑

TTP ー 徹底的にパクル
TKP ー ちょっと変えてパクる
OKP ー 思い切り変えてパクる

そうなんです、イベントって本当に「やってみないと分からない」ことが多いんですよね。どんな人が来るか、どんな内容が喜ばれるか…etc
全部想定してたらキリがありません。とにかく一度、やってみるという姿勢にはとても共感できました。

400回を超えた朝活@富山、まだまだ続きそうですね!




登壇者によるプレゼンテーションの後は、全員参加のワークショップがありました。この企画は、富山オリジナル! 「TKP ー ちょっと変えてパクる」の実践ですね!

ワークショップは、「イベントのアイデアを各自紙にまとめて発表する」というもの。街の課題を解決するものや、全く新しいエンターテイメントなど、それぞれのアイデアがとても刺激的です。(2つのイベントのアイデアを合わせて新しい企画が生まれたり。)

(参加者がワークショップで作成・発表したスライドはこちら。自分のイベントの参考になりそうなアイデアが見つかるかも?!)

約30名が参加した Event Salon in Toyama、第二回の開催が今からとても楽しみです!
もし、「自分の地域でも開催したい」と思っている方がいたら、お気軽にご相談ください。



2/5(木)には、いつもの渋谷co-baでEvent Salon vol.6を開催。今回のテーマは「型」。TEDx、ハッカソン、ライトニングトーク、フューチャーセッション、それぞれのイベントを数多く手がけてきた主催者たちが一挙集結!「型」が生まれた経緯や、型を取り入れるための工夫などをお話頂きます。是非ご参加ください!