【#EventSalon vol.8】鍵を握るのは一杯の味噌汁?!参加型イベントをつくるためにママプロぐんまがやっていること

EventSalon vol.8「つながり」が生まれるイベントのつくりかた

子育て世代の定住人口増加がミッション!地域住民の自助・共助を生み出す方法とは?

一般社団法人 ママプロぐんま 都丸 一昭

ママプロぐんまは、母が子を想う気持ちに寄り添って、子育てしやすい地域づくりをしています。子育て世代の定住人口増加をミッションに地域住民の自助・共助を引き出す秘訣はどこにあるのか? 男性でありながら代表理事まで務める都丸一昭氏にお話いただきます!

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自己紹介 沼田、高崎、東京の3拠点で仕事

10分間というところなのでかなりざっくりとした話なんですけど、イベントを通じて何かつながりが生まれるようなそこら辺を皆さんとお話できればなと思います。私がイベントをやっているっていうところの大切なポイントが子育てのセーフティーネットを作るっていうところを目指してやっているので、そこをベースにお話できればと思います。

僕は今、35歳で息子7歳で東京から66分で新幹線で着く上毛高原って駅から近い沼田っていうところで子育て、家があります。そこで子どもを育てながら東京でいろんな仕事をしてるんですけども、東京で受発注していただいて東京の仕事を高崎という、これも群馬県の新幹線で東京から50分ぐらいのところにある宿場町なんですけど、その高崎でテレワークをしています。

なので、拠点としては沼田に家があって、東京にもオフィスがあって、高崎にもオフィスがあるという形で3拠点を行ったり来たりしながら暮らしてます。基本的に時間と場所に囚われない柔軟に働くパートナーと一緒に仕事をしています。

どちらかというと自営型ですよね。フリーランサーの組合みたいな形で相互扶助でやってます。左上は未就学児の子ども2人、次も一人、次はシングルで3人みたいな形で子育てっていう、しかもちっちゃい子どもを育児してるママさんたちとのお仕事が多いんですけども、そういう方でも働けるような働き方をテレワークという形で作りながらやってます。

ママプロぐんまが目指していること

今回はお話としてはママプロぐんまというところで「群馬の未来を一緒に育てる」というテーマで、兎角高崎という場所をベースにした子育てのセーフティーネットを作っているので、そこでのイベントのノウハウというかポイントをシェアしたいなと思います。

あともう一つ、僕自身よく何で稼いでいるのかが謎なんですけど、いろいろな複合的な生態系みたいなものを形成して、いわゆる財団法人――寄付金で動いてるような公益財団法人のいろいろな事務局的なところをいろんな法人の名刺を持ちながらやって、そこの全てのクリエイティブ業務をフリーランサーの組合でこなすというような形で、生計を立てていますね。

ママプロぐんま自体が目指していることは、高崎で二人目を産む人を増やすというところですね。一人目、東京だと確か合計特殊出生率が1.1いくつだと思うんですけど、高崎は1.55なんですよね。そういった形でこの1.55の数字をどんどん上げるぐらい育てやすい環境を作っていきたいと思います。

結果として、地方創生の文脈でいろいろあると思うんですけど、せがれとか娘が出産・子育てを機に高崎にUターンしてくるような地域になっていったらいいなと思って活動してます。

「最高の休日を過ごそう」がテーマのイベント

その中の活動でイベントというテーマで言うと、事業として「あそびば」っていうのをやってるのでこれをご紹介したいと思います。「最高の休日を過ごそう」っていうテーマがあって、有志のパパとママの運営のもと園・お家でもできない季節のイベントを楽しむという形ですね。

ちっちゃい子どもにしてみると保育園・幼稚園で「先生の言うことを聞きなさい」みたいな話でいろんな決まりがあって、お家でもお母さんがいろいろ怒ってあれなんですけど。僕も4人兄弟だったんですけど、4人兄弟でお家に帰って地域の悪ガキがたくさん来て、ご飯を食べるまではひたすら何かいじめられてるような、いじめているような(笑)なんかそういうカオスな遊びをずっとしてたと思うんですけど、そういう環境が今はないのでそれをなるべく作っていこうというところをベースにやっています。

最初にイメージを伝えたいので写真ベースでバンバンいっちゃいますけど、場所はこの840年続いている安産・子育ての神社をベースにやってます。
ママプロぐんま 会場
なのでちょっと秘密っぽい、なんか妖怪が出てきそうなそういう秘密な空間で、公園法で禁止されてるようなこと――掘っていいしたき火たいていいし、そういう空き地を活用して、今妖怪ウォッチバスターズがいま出てるんですけど、この3DSを超えるエンターテイメントを提供しないと基本的に子どもが来てくれないので、バスターズやるよりも遊び場行きたいと思ってもらえるようなエンターテイメントを――これはただ単純に作った塀の上に立ってるっていうことなんですけど、こういうのが多分楽しいんでしょうね。

イベントを消費するっていう考えじゃなくて、参加した人が一緒につくるイベントに

そういうのをやっていて、どちらかっていうとイベントを消費するっていう考えじゃなくて、参加した人が一緒に作るっていう。
ママプロぐんま 風景1
これ、僕がジャンベ叩いてますけどそこの前でやってる人も参加者のママさんなんですよね。それで手遊び歌っていうのを最初にやってくれる。これを最初に象徴的にかますことでだいぶ雰囲気が変わるんですけど。

遊び方っていうのも基本的いくら設計しても、未就学児の子どもだとハプニングしか起こらないんですよね。彼女はずっと穴を掘り続けるんですよね。15分とかね。でも、多分その感触がすごくいいんでしょうね。そういうのをちゃんと見守ったり、あと子どももなんかやってみたいってところがあるので、お父さんかなり「大丈夫かな」って真剣な顔してますけど子どもの挑戦を見守ってあげて。

ママプロぐんま 風景2
これは流しそうめんのコップを作ってるんですね、多分。
そういうのをやってあげて。例えばこれは流しそうめんをやろうっていっていろんなコップ作ろうみたいなのをやってるんですけど、子どもたちは全然。セミの抜け殻集めみたいなのをやるんですよね。でも、それも全然いい。どんどんやれと。そういう自分で何か発見して自発的に思うっていうところを最大限奨励してどんどんやっていくし。

ママプロぐんま 風景4
これ、うちの息子ですけど電車が上を通る音を聞いてるんですけど、メイン会場では子どもたちがわーわーやってるんだけど何故か彼はここが好きなんですよね。それでずっとここにいるみたいな。そういう子どもでもいろいろなあれがあるので、隅っこが好きな子もちゃんと許容してあげる雰囲気で、とりあえず何でもヒーローインタビューする。「今日何があった?」みたいな。

それでみんなとりあえず親たちが「すごいね」ってほめられる何か「今日はセミの抜け殻4つゲットしたんです」「すごい!」みたいな形で、ここに来ると自分がヒーローになれるというか。また行きたいってお父さんお母さんに言っちゃうみたいな。そういうことを丁寧にやってます。

“参加している感”を出すためにやっていること

それで、お母さんはちょっと怒りたくなっちゃうんですけど、昔僕らが子どもで遊んでた時は普通にけんかしてたと思うんですよね。友達なんかいろいろやってもほんとに危険じゃなければ怒らないで見守りましょうねと。

あと、パパも未就学児の時だとだいぶ出番がないというか、ママで全部事足りてパパはあんまり出番がなくて僕も用済みみたいな感じもあるんですけど、でもこういうパパが竹を割って流しそうめんのこれを作ってくれるんですよね。

それが子どもたちにしてみると「パパすごいぞ!」みたいな。「あいつ、実はすげえじゃねえか」みたいな何かそういうところで。イオンモール高崎っていうショッピングモールが近くにあるんですけど、結構未就学児で行っちゃうとそこ通っちゃうんですけどそうじゃなくて、こういうエンターテイメントを多世代で作るっていうところに対して頑張ってもらう。

あと、大学生も巻き込んで。これは段ボールとガムテープで基地を作るっていう話なんですけど、そういうのやってたりとか。おみそ汁は持ち寄りでやってて味噌と出汁はこっちで用意するんだけど、中の具はみんなで持ってきてねと。

だから、何ができるか毎回みそ汁は分からないんですけど、何かそういう参加している感っていうところは必ずある。多分こういうふうに調理しながらお互い何かきっかけを作っていくっていう場を作ってます。

リピーターを増やす仕掛け

必ず釜の飯を一緒に食うっていうようにして、食べて子どもたち遊び疲れてお腹がいっぱいになった後の雑談がとってもすてきな雰囲気になります。その雑談によって子どもたち・世帯同士で「うちの子がすみません、何かちょっとやっちゃって」みたいな話で、お願いやごめんなさいをどんどん作っていくって感じですね。
ママプロぐんま あそびばサイコー
これを言わせてリピーターを増やすという形になっています。

あと一分しかないんですけど、基本的に設計する考え方としては「ルール・ツール・ロール」っていう形で、ルールは最小限、自由っていうものを担保するからこそ自己責任だよっていうことを徹底しています。
ママプロぐんま ルール、ツール、ロール
子ども目線徹底。あと、運営が疲れたら嫌なので運営は準備しない、片付けもみんなでやるっていう形で徹底的に運営コストを減らしてます。

それで、ツールは持ち寄りっていうとこですよね。いかにみんなが持ち寄って気持ちいい場になるのかっていうところを気をつけて、おみそ汁とかヒーローインタビューのマイクとか、何でも壊していいグシャグシャにしていい――直しますけど空き地とか。

あと、名前シールで名前を書いてあげて、自分の子供じゃない子をほめてあげる。子どもたちはすごく嬉しい。ロールっていうところで言うと共創者であることっていうのを大切にしています。消費者・イベントの参加者じゃなくて「参加者しようね」っていう雰囲気をルールで明文化するんじゃなくて、ロールで体現していこうねっていうところをやってます。

そこをやはり規範をやってくれるような、結構テンションが高い「私、歌うたいます」とか「私、手伝います」みたいな人にスポットライトを当てて、あえてルールを明文化するというよりはその人にスポットライトを当ててみんなに奨励していくというスタイルですね。

僕は基本的にFacebook等もやってるんですけど、クオリティの高い写真は渡すけど事務局からは拡散はしないようにしています。それぞれ自分のFacebookで感動したらシェアするし、感動しなかったらシェアしない。でも、それに任せることで友達が友達を呼ぶようなところを大切にしています。

新陳代謝を意識している理由

あと、出番と居場所と新陳代謝っていう話があって、いろんな出番をたくさん作っています。「今日のあいさつは3回目に来てくれた池田さんお願いします」みたいな感じで振られるみたいなのがあったり。

繰り返してくとやっぱり「○○なら○○パパだよね、ママだよね」っていうのがあるのでそういう居場所にもするんですけど、基本的には居場所になりすぎて主になって変なふうになるのは嫌なので、新陳代謝っていうところを気をつけてます。

必ず負わないんですけど、一番その場で貢献したような人に対してヒーローインタビューみたいなところで発表してもらったりして、その場のコミュニティの雰囲気というか文化を体現してもらっているというような感じですね。それをどんどんやっていってお節介を増やしてます。

自立したお節介がたくさん増えて、それぞれの生活圏で分散していって何かあったら雑談してお互い困ったものを解決していく。そういう相互扶助が行われることで子育て支援・子育てのセーフティーネットが生まれるっていうところをこういうふうに大切にしてやってるというような感じでございます。ちょっと過ぎちゃったんですけど、僕らの話は以上です。ありがとうございます。

質疑応答

庄司:都丸さんでした。ありがとうございました。というかね、普通に大人でも行きたいですね。

都丸:相当面白いですよ。子どもたちが想定外過ぎて。でも怒れないしだめって言えないし、みたいな。毎回面白い。毎回事件が起きますね。

庄司:ずっと穴掘ったりね。仕事中ずっと穴掘ったりしてますけど(笑)。

都丸:大人で?(笑)

庄司:大人でね(笑)。好きに穴掘ったりしたいですね。ありがとうございました。写真でパッと見、ただ子どもたち自由に遊ばせてるだけかなと思いきや、最後の方駆け足になっちゃいましたけどほんといろいろお考えがあって勉強になりましたね。その企画って毎回どのぐらいのレベルでされるんですか?毎回全部自由って感じじゃないですよね。流しそうめんだったりとかテーマがあると思うんですけど、どういう感じのお題を投げるんですか?

都丸:テーマは、遊びをプロジェクトに参加してくれた人で「何か持ってますよ」っていう得意技をカミング・アウトしてくれたら、それをベースにその人がスポットライトを浴びれるような企画を考える。あとは、季節の問題があるので夏だったら流しそうめんとか、収穫の秋だったらイモとか新米とか。そういう一番旬なものっていうところを大切にイベントの内容はざっくり考えて、グループに提案して決めていくっていう感じですね。

庄司:すっごいうまくいったテーマと全然だめだったテーマを一個ずつ上げるとしたら?

都丸:どちらかというとうまくいかなかったっていうか、最初の立ち上げの部分っていうか「このコミュニティはこういう雰囲気だよね」っていうのが浸透するまでは、僕が結構先導してピエロをやったんですね。なので、そこが大変だっただけで後はほとんど成功っていう感じですかね。失敗で言うと、僕が自分の息子のために企画してたんですけど、僕が最初スタッフ的に雰囲気を作るために突っ込まないといけないので、スタッフ的に動き過ぎたら「あそびば行くとほっとかれるから僕行きたくない」みたいな。

庄司:自分の子どもにね(笑)。

都丸:むしろ、「何だこれ」みたいな(笑)。それがちょっときつかった感じですね。

庄司:それはどんなテーマだったんですか?

都丸:それは流しそうめんですね。流しそうめんは100人集まったんですよ。世帯数で言うと35世帯くらいですけど。転勤してきて、高崎っていう場所に――イオンモール行っててイオンモールと関係性ができない。でも、何かつながりたいっていう人が6~7割ですかね。だから、イベント的にはとても成功したんだけど自分の子育て的には非常に……「何だこれ」みたいな(笑)。

庄司:審査員がいるんですね。

都丸:難しいなって。

庄司:皆さん質問ありますか?後ろの方。

質問者:運営のメンバー構成はどのようにになってるのですか?

都丸:コアメンバーで言ったら4名ですかね。場の提供者と参加者をつなぐっていう機能だけで、あとは基本的に運営から片付けまで参加した人でやっちゃう形にしていますね。4人ですね。

庄司:すごいですね、4人で。これ、どのぐらいのペースでやられてるんですか?毎週やってるんですか?

都丸:毎月やってます。

庄司:何人ぐらい参加されるんですか?

都丸:最近は20~35世帯ぐらいずっと来ます。

庄司:掛ける3ぐらいなイメージですか?

都丸:そうですね。パパ・ママ・子ども1人か2人。

庄司:70~80人から100人強ぐらいなイベントを毎月1回企画立てて4人でやってるってすごいですね。

都丸:でも運営コストほんとないですよ。ないようにいかに続けられるかっていう。ないようにすることで、自分が行かないと回らないっていうのも参加者の方は認識しているので、私が行かないとっていうところもありながら、午前10時に集合してご飯食べて(午後)2時には終わるんですよ。なので、そんなに負担がない。準備も事前にする必要ないし、それで最高の一日が始まって子ども本気で遊びまくって車で爆睡みたいな感じなので、休日としては非常にいい休日になるんですよね。パパも子育てみたいな話で参加できないけどあそびばに行っとけば「ママにネガティブに言われないからまあいいかな」みたいな。本当は「パパの育児参加」っていうのが裏テーマであったり、「子育てセーフティーネットを作る」っていうのを裏テーマにあるんですけど、表面には全然出さないで「最高の休日を作りましょう」としか言ってない。すいません、長くなっちゃって。

庄司:質問どうぞ。

質問者:すごい文化というかコミュニティだなと思うんですけど、ルールを明文化するわけでなく推奨していくっていうのをもう少し詳細をお願いしたいなと思って。新しい人が入ってくとどうしてもコミュニティの雰囲気が壊れてしまったりとか、逸脱した行動をしてしまうみたいなことがあったりすると思うのですが、それをどう統制――っていうとちょっとおこがましいんですけど、されてるのかっていうのを聞きたいんですけど。

都丸:統制とか管理っていうとこはなるべくしないように、一番大切なのは子どもが自分の発見とか主体性を持って何かを見つけた・やりたいと思った心に直結した行動を最大限発揮して、それを大人がめっちゃほめてくれるっていうそういう原体験だなと思ってて。なので、そういうのが場に体現されてると親なら「ここいいな」って分かりますよね。それをみんな大切にしてていろいろ動いてくれて。ほんと空気読めないやばい人みたいなところもいるかもしれないんですけど、それはそれで何か子どもの子育てっていうところでは共通した「どうやったらもっと子どもが遊ぶんだろう?」とかそういうのはみんな悩んでるので、あえてそんなに初めての人が困るってところはないですかね。子どもがもうハプニングを起こすので、特に未就学児の2~3歳とかってコントロール不能ですから、必ず事件を起こす。その事件を起こした時のリカバリーの中で「うちの子がごめんなさいね」とか「でも、この子はこういうふうにしてくれてすごく優しかったんですよ」みたいなことを言われて、「うちの子もやれるじゃん」とか何かそういうふうに。子どもが何か勝手に事をしでかすので、親はそれを地雷っていうかいろんなものを処理してくだけなんですよね。だから、逆にいうと子どもが文化を作ってるってことですよね。

庄司:親からしてみるといわゆる消費をするイベントに慣れてる人だとしたら、運営スタッフが何で準備してないんだって思う気もするんですけど、結局は参加者の方が会場の準備から何から手伝ってやられてるわけですよね。どういうふうにそうしなきゃいけないっていうのを伝えてるんですか?

都丸:最初に集合すると「あれ?時間なのにあんまり準備できてないけどみんなやってる」みたいなのとか、最初に一応アナウンスとして手遊び歌をするんですけど、その時にこの場っていうのは必要最低限のルールでやられてて、お子さんが一番楽しいってところを大切にやっていきましょうねってことは言うっていうのはやってます・

庄司:それがでも自分も椅子を運んだりしなきゃいけないっていうメッセージにはつながらないじゃないですか。

都丸:つながらないですけど、つながらない人はほっとけばいいと思ってます。ほっとけばよくて別にそうだったら「あの人そうなんだな」みたいに思われるだけなんで。

庄司:分かる。何となく白い目で見られていく感じ。

都丸:お父さんとかでそういうパターン多いんですよね。だけど違うお父さんがめっちゃ楽しそうにやってるのを見て「あっ、自分って……」みたいな感じで気づいていくパターンがあるみたいですね。

庄司:それはでも、分かってる人がある程度多くてそれを見てっていうのだから、新陳代謝がスピードはとっても重要ですね。

都丸:重要ですね。なので、あえてこっちから広報しないでいい宣材だけ渡して、その人のソーシャル・メディアを介して人が人を呼ぶってパターンでしか広げない。

庄司:なるほど。それだからこそ、特設的にルールをはっきり伝えるとか何をしなさいって言わなくても自律的に動いてイベントが回っていくという感じですか。

都丸:そうですね。

庄司:宣伝したくなるところですけどね(笑)。

都丸:でもみんな宣伝しちゃいますよね。「今日行ったの!子どもがこうで」ってみんないいますよね。

庄司:自然な口コミで大きくなるのが一番コミュニティが健全に発達していくのかもしれないですね。

都丸:明らかに感動分岐点を超える体験を提供し続ければ絶対勝手にみんな上げたくなっちゃうので。Facebookの投稿見てるとみんなやっぱり何か感動したこととか、子どもがどうとかそれを上げたくなっちゃう特性はあるので、リアルな場でその感動を生めればそうなるだろうなっていう感覚はありました。

庄司:ママプロぐんま・都丸さんでした。ありがとうございました。

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